2008年、新たなベビーおもちゃの開発プロジェクトを立ち上げたところから
このおもちゃの物語はスタートします。

なんでもなめて遊ぶ赤ちゃんのことを想い、
口に入れても安心な素材はないか。
そんな中出会ったのが“お米由来のプラスチック”でした。

お米は食べるものとしてなじみが深く、また国産で作れるということもあり、
赤ちゃんが遊ぶおもちゃの素材として最も安心感があると考えたのです。

しかし当時はまだお米で作られた製品というのはほとんどなく、
ましてやおもちゃの原料として使うなど前例のないこと。
そのため、お米のおもちゃ開発までの道のりは苦難の連続でした。

それでも、
「赤ちゃんに安心して遊んでほしい」というピープルの譲れない思いは途絶えることはなく
約2年間の試行錯誤の期間を経て、2010年ついに「お米のおもちゃ」が完成します。

あれから15年の月日が流れました。
お米のおもちゃはその誕生以来、
たくさんの赤ちゃんの「なめる好奇心」を満たしてきました。
いまや130万人以上に愛されるロングセラーシリーズとなり、
その領域は海をも超えるように。
15年前のあの日から、赤ちゃんを想う気持ちは変わることなく。